─ 430 ─ みせる、学び:大学で何を学んだの?どう役に立つの? 月 5  ( 2 単位).対象学部:全.担当教員:山内 保典,中村 教博,串本 剛 所属部局等:高度教養教育・学生支援機構. 開講セメスター: 5 / 7 セメ.科目ナンバリング:ZDG-OAR802J.使用言語:日本語. 1 .‌授業題目:    展開ゼミ】みせる、学び:大学で何を学んだの?どう役に立つの?( 3 ・ 4 年生対象) 2 .‌授業の目的と概要:    この授業は、 3 ・ 4 年生を対象にした授業です。    大学で何を学んだのか?その学びが、次のキャリアや社会でどう役に立つのか?」という質問に、あなたはどう答えるでしょう か。企業に就職するにしても、大学院に進学するにしても、あなたの新しいパートナーは、あなたの「これまで」を尋ねることで、 「これから」の活躍を予測しようとします。過去と未来は別物とはいえ、あなたの「これまで」は、あなたの「これから」を予測 するための最も信頼できるデータの一つなのです。そして、大学生にとって、これまでの学びや研究は、本来、最も独自性を出し やすいポイントです。その研究(を遂行するための学習)をしているのは、世界にあなたしかいないからです。この授業では、あ なたの学びと研究について、 3 つの「みせる」を異なる分野の学生とともに進めていきます。   1 . 見せる:これまでの自分の学びや卒業研究(構想)などを振り返り、その関係性を目に見えるようにしたり、言葉にしたりして、 他者から見えるようにします。   2 . 診せる:これまでの学びを診断していきます。東北大学の学修目標、省庁が提唱する学士力や社会人基礎力など、様々な外的な 基準に照らして、強みと弱みを明確にします。また、自分の目標や希望する職業で求められる能力など、個人内の基準とも照合 します。   3 . 魅せる:これまでの学びや研究で魅せる準備と練習をします。あなたの学びや研究の魅力を他のメンバーに意見も聞きながら考 え抜き、表現する言葉や図を洗練させ、プレゼンテーションを行います。 3 .‌学習の到達目標:    知識・理解】自分自身や学びの経歴の強みと弱みを理解する。    関心・意欲】自分の学びをつむぎ、自分のキャリアや社会で役立てる意欲を持つ。    思考・判断】自分自身の現状を把握し、コントロールするメタ認知的な思考を応用する。    表現・技能】自分自身や学びの経歴の強みと弱みを、異分野の学生に分かりやすく伝える。 4 .‌授業の内容・方法と進度予定:    第01回:ガイダンス    第02回:アイスブレイク    第03回:自己紹介(短時間のプレゼンテーション)    第04回:見せる(過去に取得した単位を振り返り、関係性を図にする)    第05回:見せる(将来のキャリア計画と学んだことを結びつける)    第06回:見せる(グループワーク:成果へのフィードバック)    第07回:診せる(外部基準と自分の達成度の比較)    第08回:診せる(自分の理想と自分の達成度の比較)    第09回:診せる(グループワーク:成果へのフィードバック)    第10回:魅せる(学びや研究のキャッチコピーをつくる)    第11回:魅せる(学びや研究のインフォグラフィックをつくる)    第12回:魅せる(グループワーク:成果へのフィードバック)    第13回:魅せる(最終発表準備)    第14回:魅せる(最終発表 1 )    第15回:魅せる(最終発表 2 )    *授業の内容は、受講状況により、変更する可能性があります。 5 .‌成績評価方法:    成果物(見せる、診せる、魅せる):各10点(合計30点)    成果物振り返りレポート:各10点(合計30点)    最終成果物:20点    最終振り返りレポート:20点 6 .‌教科書および参考書: 7 .‌関連 URL: 8 .‌授業時間外学習:    ワークショップの事前課題及び発表準備等を行っていただきます。 9 .‌その他:    異なる分野の学生同士のプレゼンテーションが授業の重要な要素となるため、学生の人数や専門分野次第で不開講になることがあ ります。    開講日時は受講生と相談の上決定しますので、初回の授業には必ず出席してください。初回に参加できない場合は、事前に授業担 当者に連絡をお願いします。