─ 486 ─ 日本社会・文化 A 水 2  ( 2 単位).対象学部:全.担当教員:髙橋 美能 所属部局等:高度教養教育・学生支援機構.開講セメスター: 2 / 4 / 6 / 8 セメ.科目ナンバリング:ZDG-GLB803J.使用言語:日本語. 1 .‌授業題目:    展開ゼミ】留学生と日本人学生の協働プロジェクト /Cooperative Project with International and Japanese Students ‐ 国際共修 ゼミ ‐ 2 .‌授業の目的と概要:    本コースの目的は、コミュニケーション能力の育成、積極性や国際感覚を身に付けることにある。留学生と日本人学生が協働プロ ジェクトを通じて他者と対話しながら、 1 つの目標に向かって共にプロジェクトに取り組むために、どのようなスキルが必要であ るのかについて考え、体験しながら学ぶ。教室の使用言語は、基本的に日本語とするが、英語の使用も認め、グループのメンバー が協力しながら、互いに言語の壁を乗り越えていけるよう工夫する。    本コースでは、グループで宮城県美術館や仙台市博物館を見学する。学芸員の説明を聞きながら、各自印象に残った展示物につい てメモを取る。その後の授業では、メモを基にグループのメンバーと意見交換しながら、互いに共通点・相違点について話し合う。 最後に、グループで 1 つのプレゼンテーションにまとめて発表する。    The aim of this course is to raise communication skills, actively participate in the class, and gain international awareness. You  will learn through experiencing a collaborative project with international and Japanese students under the same goal. We will  communicate in Japanese, but you are allowed to use English if necessary in order to overcome the language barrier. 3 .‌学習の到達目標:   1 . 言語・文化背景の異なる学生と協働作業を行う中で、異文化間コミュニケーション能力を高め、異文化への理解を深める。   2 . 美術館や博物館でメモした作品・展示物について、グループのメンバーに伝え、他者が選んだ作品や展示物について意見交換し ながら、他者と共に 1 つのプレゼンテーションにまとめる力を身に付ける。   3 . 多様なバックグラウンドの他者と共に、多角的な視点で展示物をとらえ、自らの価値観や考え方の問い直しをするとともに、ど のようにすれば他者と協力できるかについて体験を通して学び、課題を解決する力を身に付ける。    The goals of this course are as follows:   1 . o enhance your intercultural communication skills and deepen your intercultural understating.   2 . o make a presentation through cooperating with group members from various backgrounds.   3 . o gain the skills needed to analyze exhibitions from various perspectives, and express ideas in your own words. 4 .‌授業の内容・方法と進度予定:    授業は、プロジェクト学習を中心とする。定期的にクラス全体で進捗状況を報告する機会を持ち、クラスメートや教員からフィー ドバックを得ながら、メンバーと共にプロジェクトを成功に導くための方策を検討する。    全15回の授業は以下のように進める予定であるが、参加者数や参加者の希望等により、変更の可能性あり。    1 回目の授業:コースの説明、自己紹介    2 回目~ 5 回目の授業:美術館訪問    6 回目の授業:クラス内での個人発表    7 回目~ 9 回目の授業:博物館訪問    10回目の授業:クラス内でのペア・小グループ発表    11回目~13回目の授業:グループ活動    14回目~15回目の授業:グループ発表、振り返り    This course is based on a project. You will work individually and in groups, and share the outcome in the class through a  presentation. You will receive feedback from classmates and the instructor, and make the presentation with your group  members in order to successfully complete the project. 5 .‌成績評価方法:    プロジェクトへの貢献度・出席(40%)、発表(30%)、レポート(30%)    Contribution to the project and attendance(40%)presentation(30%)report(30%) 6 .‌教科書および参考書: 7 .‌関連 URL: 8 .‌授業時間外学習:    授業時間の中で発表準備の時間をとる予定ではあるが、発表内容を深めるため、課外の時間も使って美術館・博物館見学や掘り下 げて調べ学習することを奨励する。    You will have time to prepare for presentation during the classes, but in order to deepen its content, you may need to visit  museums with your group members and discuss with them outside the class time. 9 .‌その他: