履修のストーリー
- 海外の人と交流したい
- 高校では理系クラスでしたが、英語も大好きでした。大学生になったら海外に行ったり、色々な国の人と交流したりしたいなと考えていました。両親は県外の大学進学に大反対だったけど、大学の寮に入ることを条件に、やっと仙台に来ることを認めてくれました。国際寮なので、同じフロアに留学生もいます。将来は、学生生活で得た知識や経験を活かしながら、国と国、人と人とをつなぐ仕事ができればと思っています。
- 留学生と学ぶ
- 国際共修ゼミは留学生との協働プロジェクトを通して国際性を身につけるもので、留学生とともに「成果」を意識した期間限定のプロジェクトを企画・実施する内容でした。グループ発表の準備をするときは、日本語、英語、ジェスチャー…とありとあらゆる手段を使って意思を伝え合いました。作業の進め方も人によって違っていて、百人百様を実感しました。
- 多様な価値観を理解する
- 寮やサークル活動を通して、日本人か留学生かを問わず、生活習慣や価値観には違いがあることを感じました。その背景を掘り下げるのに役に立ったのが「現代青年と心理」です。時代や文化が違えば青年像も変化していく一方で、共通性もあることを知りました。また、自分の価値観を見つめ直すとともに、異なる価値観を持つ人との議論に慣れるため「あなたの選択」を選びました。さらに、議論を充実させる方法を知りたいと思い「学び合いの技法」でファシリテーションの基礎を学びました。
アドバイス
東北大学では、学生同士の学び合いを重視した科目が数多く開講されています。その中には、留学生と日本人学生が一緒に受ける授業(国際共修授業)もあります。
知識をつけるだけでなく、価値観の多様な人々と協働する力を身に付けたいという方にぴったりです。
また、授業だけでなく、国際学生寮などで様々な文化的な交流もすることができます。