履修のストーリー
- 将来に向けた準備
- 大学生になったら、もっとみんな学問について主体的に熱く議論するような雰囲気があるかと期待して入学したのですが、周りの学生は必ずしもそうではありませんでした。そこで、自分自身がしっかりと考えたり、ビジネスを進めていくためのチームワークを学べたりする、将来の夢である起業の準備となる授業を履修し、仲間を探すことにしました。まず「情報社会と教育」を履修し、プログラミング環境やコンピュータを用いた学習を体験するとともに、その背景にある学習観を理解することができました。これからの時代に必要な教育を考えたことは、将来の教育ベンチャーを立ち上げる際のヒントになりそうです。
- 専門を問わず、どこでも役に立つ技能を学ぶ
- 「学び合いの技法」では、自分だけが考えるのではなく、集団で議論してアイディアを拡げたり、あるいは問題点やその解決策を考えていくためのファシリテーションの方法を学びました。これは将来起業する際に、役に立つと考えています。また「あなたの選択」では知識基盤基盤社会では欠かせない、知を扱う際の倫理の基礎を学べました。
- ビジネスを模擬体験する
- ベンチャービジネス入門基礎では、起業家の生き方・考え方を、ワークショップ形式を中心として、座学ではなく体験を通じて学ぶことができ、これまで学んできた方法やアイデアも応用することができました。
アドバイス
起業に限らず、新しいことを始めるには、様々な知識やスキルが必要です。
例えば、経済や法の制度、人材育成、科学技術や国際社会の動向、研究に関する倫理などの知識や、問題発見・解決、協働、マネジメントなどのスキルなどです。
全学教育では、こうした専門にとどまらない、幅広い知識や汎用的なスキルを扱っている科目もあります。
またそこには、同じような志を持つ仲間との出会いがあるかもしれません。