履修のストーリー
- 専門以外も学びたい
- 専門の物理の勉強は好きですが、せっかく総合大学に来たので、もっと他の分野についても学んでみたいと思っていました。ですが実際は、1年生の時から専門必修科目が多くて、文系分野の授業に興味はあってもなかなか自由に履修できずに残念でした。専門必修科目には一方向的な講義も多く、ただ出された課題をこなすだけの日々に疑問を感じていました。
- 視野を広げる
- そんな中で「ビッグヒストリーで紡ぐ社会と自然科学」の授業を受けて、社会と自然科学とがつながっていることを実感しました。また1つのテーマについて様々な分野の教員が授業するのを聞く中で、様々な角度から現象を捉えたり、視野を拡げたりすることの面白さを感じました。2セメスターでは、様々な分野のセミナーに参加してみるという「遊学」の授業で、研究や学問には、思っていたよりも様々な分野があることを知りました。前から気になっていた分野のセミナーだけでなく、自分が思っても見なかった分野に意外とおもしろさを感じたりして、自分を見つめ直すきっかけになりました。
- 主体的に学ぶ
- 「学習理論入門」は、家庭教師や教員になるのに役立つかと漠然と履修しました。実際受けてみたら、イメージと違いました。それまで「学習」というと教科書を使って先生から教わる授業のイメージが強かったのですが、日常的な経験からもたくさんの事を学ぶことができる点や、それができるかどうかは結局は自分次第であり、「主体性」が重要だとわかりました。異なる分野の人と学び合うことに興味がわいたので、「学び合いの技法」も受講しました。今後もこれらの経験を生かして、主体的に学際的に学びたいと思います。
アドバイス
せっかく総合大学に来たのだ来たのだから、専門分野だけでなく、様々な学問を学び、それらを組み合わせて研究したり、将来に役立ててみてはいかがでしょうか。
全学教育では、様々な角度から社会や環境を考える野に役立つ科目を用意しています。
また、自分の目的に合わせて、多様な学問を組み合わせて学ぶには、どうすればよいのかを考えるヒントになる科目もあります。